【ローマ散歩】レトロな通りとローカルに愛されるヴィンテージカフェ
ひとりでまわるローマ、2日目は雨。
はじめてのローマは、観光地を巡りつくす旅だったので、今回は街に溶け込むようにお散歩しながら巡る旅を。
あてもなく歩いていたら、レトロで落ち着いた空気が流れる通りと素敵なカフェを見つけました。
レトロなファッションストリート ~Via del Governo Vecchino~
ローマを代表する広場のひとつ、ナヴォーナ広場を歩いていると、人通りが少なく穏やかな空気が流れる通りに出ました。
〜 Via del Governo Vecchino 〜 viaはストリートの意。
味のある洋服やバッグを扱うヴィンテージショップが、通りに点在しています。
お宝が眠っていそうな雰囲気。
観光地で見る高級ブランドや、ファストファッションのお店とは違うワクワク感があります。
ひとつひとつのお店を見てまわりたかったのですが、体についた水滴で革製品を傷めてしまわないか心配だったので、お店の外から眺めるだけに。
残念ですが、充分楽しい!
比較的店内が広く、入り口に傘立てがあったこちらのお店に入りました。
冬になると、色物の洋服が一気に少なくなるドイツ人とは対照的に、街ゆくイタリア人は明るい色を身につけている方が多かったです。
このお店の洋服も、色鮮やかながら大人っぽい雰囲気でとても素敵。
私は、旅先で気に入った洋服やアクセサリーを購入して、自分だけのストーリーや思い出と共に大切に身につけるのが好きなんです。
次、ローマに行く時は、ゆっくり見てまわりたいファッションストリートでした。
地元民に愛されるレトロカフェ 〜Caffe Novecento~
ゆったり街歩きを楽しんでいると、色鮮やかなエントランスのカフェが目にとまりました。
ガラス戸越しにのぞいてみると、暖かな光が溢れる店内にはレトロなインテリアが。
心惹かれ、次の瞬間には扉を開けていました。
入るとすぐそこには、色鮮やかなタルトやサンドイッチが所狭しと並んでいます。
ケーキスタンドなどの食器もレトロで可愛い。
どれも美味しそうでとても迷ったのですが、昼食を食べ過ぎてしまったためカプチーノをオーダー。
しかし、食べたい気持ちが抑えきれず、そのあとすぐ小さなクッキーを追加しました。
文句なしに美味しい。
ふわふわのフォームドミルクに香ばしいエスプレッソ。ジャムの酸味にほんのりバターが香るクッキー。
ステンドグラスのランプが照らす店内の輝きにうっとりしていると、4人のイタリアンがお店の中へ。
それをかわぎりに、次々と地元民と思しきお客さんが入ってきました。
カウンターでエスプレッソを片手に雑談を楽しんでいる様子は、私が思い描いていたイタリアそのもの!
ランチ後、オフィスに戻る前のカフェタイムだったのでしょうか。
一時、入口近くまでエスプレッソを求める列が伸びるほど、地元イタリアンで賑わっていました。
しばしその様子を楽しみ、お店を後にしました。
観光地ではない、ローカルなイタリアの雰囲気を感じられるこのエリア。
イタリアンヴィンテージなショッピングと街歩き、カフェ時間をゆったり楽しみたい方にオススメです。
〜 Caffe Novecento 〜
・via del Governo Vecchio 12, 00186 roma
・8:00〜22:00
・火曜定休
最新情報はご確認ください。