【オクトーバーフェスト】古き良きバイエルンが垣間見える 民族衣装のパレード
初日の開幕パレードに続き、オクトーバーフェスト2日目は民族衣装パレードを見に行きました。
↓ 開幕パレードの様子はこちらから
開幕パレードよりも長く、盛大な二日目のパレード!
バイエルンらしさをたっぷり味わえるのではと思って参加してきました。
伝統衣裳のパレードとは? 場所取り成功なるか!
パレードが初めて行われたのは1835年。バイエルン王ルートヴィッヒ1世と妻テレーゼの銀婚式を記念したものでした。1950年以来毎年行われるようになったそうです。
バイエルンの各地方から60もの団体が参加し、その長さは7kmにもなるそう!
前日の初日パレードではスタートダッシュ失敗したので、この日は最前列で鑑賞しようと意気込んで行ったのですが、到着してみるとなんともゆったりとした雰囲気。
パレードが中心地を出発して30分くらい経った頃に終点の会場よりちょっと手前にいたのですが、このような感じ。
日本のお祭りの雰囲気を潜在的に想像していたからか、場所取りをしっかりして臨むものだと思っていたのでちょっと拍子抜け。
とはいえ、とてもいいポジションで見ることができそうでワクワク。
いよいよパレードスタート!
パレード開始から1時間後の11時ごろ、楽しげで明るい音楽と共に先頭がやってきました。
先頭は今年のミュンヒナーキンドル。
ミスオクトーバーフェストのようなものでしょうか。
毎年別の女性が選ばれるようです。
ミュンヒナーキンドルというのは市の紋章にもなっている僧侶のことです。
この中世の衣裳は、ローテンブルクの時代祭で見たものにとてもよく似ていました。
靴下の色が片足づつ違っておしゃれなのがとても好き。
初日のパレードにもいた、ビール樽を引く馬車。
ミュンヘン最古の醸造所、アウグスティーナのものです。
近隣諸国からの参加もありました。
狩猟グループの参加もありました。
人と犬の関係がとても深いドイツ。
とてもドイツらしい!と思った光景でした。
粛々と行進をする団体もいれば、歓声をあげ揚々と行進する団体も。
ドイツ語のGuten tagにあたるバイエルンの挨拶、Servus !(セルヴス)と言って声をかけてくれます。
普段生活しているとあまり耳にしない言葉なので、(私が外国人というのもあるのでしょうが)改めてバイエルンにいるんだなぁと実感しました。
華やかな衣装は見ているだけでワクワクします。
手をふりふり観ていたからか、行進しているお兄さんから衣装についていたお花をいただきました。
着ていたディアンドルのエプロンに挿してその後も楽しみました^^
大満足!!来年はどうしよう
終わって見ると2時間越えの大パレード!
バイエルンの伝統を感じることができた、大満足の2時間でした。
初日よりもパレードルートが長かったからか、ゴール地点の会場からも少し離れた場所取りが良かったのか、終了まで沿道の観客が二重三重になることはありませんでした。
ゆっくり観れて本当によかった。
ただ、本当に長いので来年は通しで全部観るということはしなさそうです。
バイエルン、もしくはオクトーバーフェストに来るのが初めて、
かつ、会場でビールを飲むことも楽しみだけど、バイエルンの文化や気質の元にあるものを感じてみたい!という方には全部観るのもとてもオススメなパレードです。
私たちは一度しっかりみたことでかなりの満足感を得たので、来年はスタート地点付近の盛り上がりを楽しんで少ししたところで会場入りしてもいいかななんて思っています。実際にオクトーバーフェストが近づいてきたらまた全部観たくなりそう。
満足感で満たされた気持ちだったのですが、お腹はペコペコだったので、早速オクトーバーフェストの会場へ向かいます。